UD ユニバーサルデザイン

タナカ印刷では印刷やWebにおけるユニバーサルデザインの制作に取り組んでいます。

ユニバーサルデザイン

多くの人に、わかりやすく伝えたい

ユニバーサルデザインとは「だれもが利用しやすいデザイン」のことです。

お年寄りや障がいのある方など、より多くの人に読みやすく誤認しにくい印刷物・ Webの制作が、
企業にとって必要とされています。

多くの人に情報を届けるためには様々な配慮が必要です。

ユニバーサルデザインの適用例

ユニバーサルデザインを意識していない事例
①地色と文字の色が区別しにくいため、判読しづらいです。②高齢者(老眼)の方には文字が小さすぎて判読できないかもしれません。③色だけで区分けされているためどこが強調文字か分かりにくいです。
タナカ印刷のユニバーサルデザインで改善しました
ユニバーサルデザインを意識した事例

UDフォントを利用します

UDフォントとは、「文字のかたちがわかりやすいこと」「文章が読みやすいこと」「読み間違えにくいこと」をコンセプトに開発された書体です。弊社ではUDフォントを積極的に採用することで、誰にでも読みやすい紙面作りを心がけております。

【従来のフォント】サイズが違うと「定」の漢字が「足」に見えてしまう場合があります。【UDフォント】空間を広く取ってつぶれにくくなっています。

色の組み合わせを考えます

日本では約320万人の方が色覚に障がいがあると言われています。色覚障がいの方にも見やすく、区別しやすい色の組み合わせを考える必要があります。

色の組み合わせや白フチドリなどの工夫をすると読みやすくなります。

文字の大きさを考慮します

高齢者の利用が多い場合は文字をできるだけ大きくします。

また、文字の大きさだけでなく、行や文字の間隔にも読みやすさを考慮します。

難しい漢字や表現を避けます

漢字には読みがなをつけたり、子どもでも理解できる表現を心がけます。

多言語表示やピクトグラム(マーク)を使用します

外国人を想定した言語にて作成します。また、言語に頼らなくても理解できるピクトグラム(マーク)を用いています。弊社では複数の地域の言語の翻訳もご対応可能です。

ユニバーサルデザインとSDGs

より多くの人が利用しやすいデザインを目指すユニバーサルデザイン(UD) と、誰一人取り残さない社会を目指すSDGsとは、多くの共通点があります。

印刷物やWebサイト等での情報保障に特化して考えられた「メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)」も、SDGsの実現に貢献すると言われています。

メディア・ユニバーサルデザインは、SDGsの17の目標のうち次の6つと深く関わっています

「3 すべての人に健康と福祉を」「4 質の高い教育をみんなに」「5 ジェンダー平等を実現しよう」「10 人や国の不平等をなくそう」「11 住み続けられるまちづくりを」「12 つくる責任 つかう責任」

メディア・ユニバーサルデザイン・アドバイザー

弊社ではメディア・ユニバーサルデザインの資格取得者が 、「見やすさ」「伝わりやすさ」へのお手伝いをさせていただきます。まずはご相談ください。

※メディア・ユニバーサルデザイン・アドバイザーとは、内閣府認証NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会認定資格です。

メディア・ユニバーサルデザイン・アドバイザー認定証